OPEC・石油輸出国機構とEU・欧州連合のエネルギー対話会議は24日、ブリュッセルで行われました。OPECの輪番議長を務めるアルジェリアのヘリル・エネルギー鉱業相は、「国際原油価格の今後の動きは、ドルレートの変化や地域の政治情勢によるものだ」と野考えを示しました。
ヘリル議長は会議後、「原油市場では、ドルレートの7月の動きと、EUの対イラン制裁の情勢などの政治要素が注目されている」と述べた上で、原油価格の高騰を引き起こした要因となる頻繁な投機行為を非難しました。
これに先立ち、ヘリル議長は、「OPECは、原油供給を増やす面で最大限の努力を払ったが、国際原油価格は下がらないだろう」との見方を示しました。(翻訳:洋)
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