石油輸出国機構(OPEC)のシャキブ・へリル事務局長は1日、「原油価格が不安定になる主な理由は西側諸国とイランの間の対立やアメリカのドル安にある」と指摘しました。
これはマドリードで開かれた世界石油会議(WPC)の第19回世界大会に出席したへリル事務局長が、記者会見の席上述べたものです。
へリル事務局長は「原油価格が高騰を続ける背景には、西側諸国とイランとの対立が続いていることや、ドル安が継続して、投機資金が原油市場に流入したこと、それに一部の国家によるバイオ燃料の生産拡大などが挙げられる」と述べました。(ジョウ)
|