北京市観光局の熊玉梅副局長は21日北京で、「オリンピック競技大会は終わりに近づいたが、市全体の観光状況から見れば、北京の各サービス活動は円満に行なわれている」と述べました。今日のこの時間はこれについてお話しましょう。
北京のホテル業界は8月7日から観光客受け入れのピークを迎え、北京市の5つ星のホテルの入室率は80パーセント以上、4つ星のホテルは凡そ60パーセントを維持しています。統計データによりますと、8月8日から20日までに北京の117軒の政府指定ホテルは毎日、3万2000人前後の顧客を接待しました。現在まで、ホテルのサービスに苦情は全くないということです。
北京市の観光地のサービスについて熊玉梅副局長は「8日から20日にかけて北京市の164の主な観光施設を訪れた観光客は延べ480万人に達する。そのうち、故宮博物院、頤和園、天壇、八達嶺長城など21の主要な観光地区が訪れた賓客は20あまりの国から延べ1000人に上った」と述べました。
北京市観光局は主にオリンピック村のサービスと宿泊の接待を担当しています。現在までに、オリンピック選手村が接待した選手や関係者は204の国や地域のおよそ1万4300人に上ります。
選手や監督などに観光も楽しんでもらうため、北京市観光局は旅行会社を厳選し、オリンピック村とメディア村に受付を設けました。オリンピックのために設置した32の観光コースは選手たちに喜ばれています。
熊玉梅副局長はまた「異なる国の選手のニーズに応えるため、オリンピック村とメディア村の関係者は宿泊と食事のサービスに取り組むだけでなく、宿泊者の生活の面でも工夫しています。「誕生日を迎えた選手に家庭的なな雰囲気を味わってもらうため、選手にバースデーカードや花を贈り、好評を博した」と述べました。
北京オリンピックはもう終わりが近いですが、続いてパラリンピックがまもなく開催されることになります。関係部門はホテル、乗り物、公園などでバリアフリー設備を整備しました。熊玉梅副局長は「三つ星以上のホテルはほとんどバリアフリー設備を整備した。バリアフリーの駐車場やトイレ、それに客室などの設備も整えた」と述べました。
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