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バヌアツ大統領、「中国の五輪開催は発展途上国に励みとなる」と表明
   2008-08-14 15:14:53    cri














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 バヌアツは太平洋西南部に位置する80余りの島からなる島国で、総人口はおよそ20万人です。バヌアツは中国と友好関係を保ってきました。バヌアツのカルコット・マタスケレケレ大統領は招きに応じて、中国を訪れると共に、8日夜北京五輪の開会式に出席しました。マタスケレケレ大統領は中国国際放送局のインタビューに答えた際、「中国による五輪開催は、ほかの発展途上国にとって大きな励みになる」と表明しました。  

 マタスケレケレ大統領にとって今回の中国訪問は初めての五輪の旅です。これについて、マタスケレケレ大統領は次のように述べました。  

 「私とわが国の代表団は北京五輪組織委員会の招きに応じて、北京五輪に参加することができ、非常に光栄に思っている。最も印象に残ったのは、あのすばらしい五輪のスタジアムと体育館だ。」

 今回、バヌアツは3人の選手を派遣しました。そのうち、卓球の女子にトミー選手がいます。ここ数年、数人の中国人コーチの指導により、バヌアツの卓球選手のレベルは大いに向上してきました。バヌアツ国家代表の成績はすでに南太平洋地区で上位にランクされています。

 マタスケレケレ大統領は「トミー選手の成功は中国人コーチの指導のおかげだ」、「彼らは、師弟関係にある。トミー選手は優れた学生で、非常に勤勉だ。彼女は国内と南太平洋地区でチャンピオンとなった。トミー選手の成績の90%は中国コーチの指導のおかげであり、中国のコーチは彼女を誇りに思うだろう。彼女がよい成績をとるよう祈る」と述べました。

 マタスケレケレ大統領は、喜びと少し残念な思いで北京を離れます。北京五輪の開会式に出席できたことは喜びですが、スケジュールが厳しいため、自国の選手を応援できないことを残念に思っているのです。

 また、中国が北京五輪を開催したことについてマタスケレケレ大統領は次のように述べました。

 「中国は発展途上国として、初めて五輪大会を主催した。これはほかの発展途上国にとって大きな励みとなるに違いない。」

 バヌアツは1980年に独立し、1982年に中国と国交を樹立しました。今後の両国関係についてマタスケレケレ大統領は自信を持っています。

 首都のポートビラなどバヌアツの大都市では、多くの外国のメディアのテレビとラジオを受信することができます。その中には中国国際放送局のFM放送もあります。

 マタスケレケレ大統領は中国国際放送局の英語番組のリスナーの一人で、「ポートビラやサントなどで暮らす人は一つのメディアの番組だけを見たり、聞いたりせず、様々なメディアの異なった見方を知るべきだ。これは、一つの国、特に中国のようにわれわれと友好関係を保っている国をより良く理解することにプラスになる」 と語りました。

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