北京では9日から、オリンピック競技が本格化し、内外からの観客が会場に駆け込んでいます。
およそ7000人が収容できる北京工業大学体育館で、バドミントン世界24位のインドネシアのマリア・クリスティン選手と世界13位のドイツのシェンク・ジュリアネ選手が対戦し、観客の入場率は80%に達しました。
インドネシアからの応援団は服装が赤と白で、団員たちはクリスティン選手の得点に応じ、インドネシアの国旗を振って、歓声を上げていました。
応援団は団体旅行の形で北京への観戦を実現しました。
団員の80歳のリー・コク・スワン(李国煊)さんは、「中国に来て非常に嬉しい、中国が好きで、十数回以上訪れた。今日はクリスティン選手を応援する」と語りました。
昨日は開会式を見た。開会式は大変素晴らしく、世界各地のを見たが、昨日のような場面は見たことはなかった」と感想を語りました。
また、これまでに4回オリンピックを観戦したハナ・アナンダさんは、「ソウル、アトランタ、シドニー、アテネ、全部観戦した。現場の雰囲気が好き、現場では気分が盛り上がり、オリンピックを体験することができた」と語りました。
現場ではまた、デンマーク、オランダ、アメリカなどのファンも観戦しました。
中国のファンも大きな声を上げました。
四川省成都市からの楊潔さんは息子を連れました。
楊さんは「体育館の装飾が立派で、ボランティアたちの活動を見て感動した。さすがオリンピックだね、経験したことはない。現場ではテレビ中継と違う。自分が参加した感じがする。選手たちが頑張っている精神を子供に感じさせたい」と語りました。
オリンピック開催で観客たちは競技の魅力を体験し、選手たちは各国と中国国民の一体感を感じています。
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