EU・欧州連合加盟国の代表は17日、総額を1149億ユーロにした2009年予算の初歩方案を審議、採択しました。
EU加盟国の予算事務の担当者はこの日、ブリュッセルで会議を開き、初めて来年度の予算問題を討議しました。会議の後、EUの輪番議長国であるフランスは声明を発表し、「会議に出席した代表らは一致して、初歩方案を採択した。予算の総額は、欧州委員会の提案より18億ユーロ近く減らした」と述べました。
欧州委員会の案と比べ、EU加盟国は2009年に経済競争力の向上と就業促進に拠出する予算を7億2100万ユーロを減らしました。自然資源の保護と欧州委員会の行政的な支出もそれぞれ2億3000万ユーロと1億200万ユーロを削減しました。
欧州議会は今年の秋、EUの予算案を審議します。予算方案は最終的に採択された後、2009年1月1日に正式に発効することになります。(翻訳:katsu)
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