EU・欧州連合の高官は23日、「ルクセンブルクで開かれた欧州連合閣僚級会議がイランに対する制裁強化に合意し、イラン最大の国営メリ銀行のEU域内にある資産凍結のほか、核開発に関与しているイラン政府高官の渡航禁止などの制裁を実施する」と述べました。
新たな制裁措置は、イランの国営メリ銀行のロンドン、ハンブルク、パリにある支店の業務を停止させるほか、核開発に関与の疑いがある20人のイラン政府高官と専門家の渡航を禁止し、核開発に関与する15の組織のEU域内での資産を凍結するというものです。
アメリカ国務省のケーシー副報道官は23日「EUがイランに対する新たな制裁措置を決定したのは、国際社会が本気でイランに圧力をかけることを意味している。アメリカは依然としてイランが国連の関連決議を遵守し、ウラン濃縮活動を中止し、核問題に関する交渉を再開させることを期待する」と述べました。
(翻訳:huangjing)
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