イラク国家安全保障担当顧問のルバイェ氏は8日、「アメリカがその軍隊撤退のタイムテーブル制定に同意しなければ、イラクはアメリカ軍のイラク駐留問題についての覚書には調印しない」と述べました。
ルバーイー氏はこの日、シーア派の聖地ナジャフで、「アメリカ軍撤退のタイムテーブルがなければ、イラクはアメリカと如何なる覚書にも調印することはできない。双方は交渉で大きな意見の食い違いがある」と述べました。
これを受けてアメリカ国務省のガジェゴス報道官はこの日、「アメリカはイラクからの撤兵を希望しているが、それは戦場状況によって決まり、。時間的な問題ではない」と述べました。
アメリカとイラクは3月から両国の長期関係についての交渉を始め、7月の末までに、アメリカ軍のイラク駐留問題を含む一連の問題について協議に達成することにしていましたが、両国はイラクでのアメリカ軍の自由な軍事行動展開などの問題で意見の食い違いが存在しているため、双方が予定通りに協議に達することは疑問となっています。(翻訳:董)
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