ポーランドのクリフ国防相は7日、「ポーランドは今年10月中旬、イラクに駐留しているすべての部隊を撤退する」と発表しました。
PAP通信によりますと、クリフ国防相はこの日ワルシャワで、「イラクに駐留しているポーランドの部隊は、今年6月末ごろイラクに任務を引渡す。この予定は変わらない。その際、引渡儀式を行う」と述べました。
ポーランドは2003年から、NATO・北大西洋条約機構の枠組みに基づき、イラクへ駐留部隊を派遣して、現在まで900人の兵士が駐留しています。ポーランドの社会世論調査センターの最新アンケートによりますと、81%のポーランド人は自国の部隊がイラクに駐留することに反対だということです。(翻訳:katsu)
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