ヨルダンのアブドゥラ国王は12日、ヨルダンを訪問中のイラクのマリキ首相とアンマンで会談しました。双方は、両国関係の強化、地域の治安情勢、イラクからヨルダンへの石油輸出などの問題について話し合いました。
会談の中で、アブドゥラ国王は「ヨルダンは、イラクへ駐在大使の派遣を再開する。これは、ヨルダンがイラクと緊密で、安定した関係を構築する期待を示すものだ。イラクとほかのアラブ諸国との協力強化は、イラクがこの地域で重要な役割を果たすことにプラスとなる」と述べました。これに対して、マリキ首相は「イラクは、ヨルダンとの協力を強化していきたい」と述べました。
また、ヨルダンのザハビー首相もこの日マリキ首相と会談しました。会談後、ザハビー首相は「イラクは、引き続き特別価格でヨルダンに原油を供給することに同意した」ことを明らかにしました。(翻訳:katsu)
|