3月14日に発生したチベット暴動事件について、中国国際放送局の各言語部は海外向けの放送やホームページで特集を組み、常に情報発信を行ってきました。各国のリスナーやホームページを見た人たちから、感想などが放送局に寄せられ始めています。中国リポート、今日は、これについて紹介します。
アルゼンチンのリスナー・リカドさんは、スペイン語版のホームページで事件を知り、「チベット独立分子が中国から独立しようとしている行為に怒りを覚えた。法律違反の暴動は失敗に終わるに違いない」と書き込みました。3月25日には、スペイン語部に電話をかけ、次のような意見を述べました。リカドさんは、電話の中で、
「チベットで発生した暴動にびっくりした。私は中国を2回訪れたことがある。反中国勢力が伝えている中国の情報は根拠のないものだ。私が見たものとまったく違っている。チベットで発生した暴動を利用して、中国にダメージを与え、オリンピックをボイコットしようとする行動は世界に認められない」と述べました。
チベット独立分子が暴動により、北京オリンピックを妨害しようとしていることについて、ドイツ人のヘルムットさんからは、次のような電子メールが届いています。
「これは、まもなく開催される北京オリンピックを妨害しようという下心のある人たちの仕業だということは初めから分かっていた。事件に関するデマや事実と合わない報道がこんなに早く世界にばらまかれたことから、背後にいる人間がどんなに周密な計画をしていたのかが分かるだろう。中国政府が出来るだけ早く情勢を把握することを期待している。西側のメディアに対して、いやな感じを受けたのは、事実に合わない報道は早く出されていたのに、『不確実』と認める報道については躊躇したことだ」
さらに、インドのリスナー・シャヒドさんも、ヒンディー語部に電話をかけ、感想を述べました。
「チベット暴動事件に反対する。チベットには大きな変化が起きた。チベット高原まで鉄道が伸び、人々の生活は豊かになった。ダライ・ラマグループはチベットの進歩と発展を無視している。世界の関心を引くため、北京オリンピックを契機に中国から独立しようと図っている。私たちインドのリスナーは、これに強く反対する。チベットの更なる繁栄とチベットの人々の幸せを祈っている。人類やスポーツ、真理と平和を愛するすべての人は、北京オリンピックを支持していくだろう」
また、タンザニアのムチャナさんは、「中国の人々は、くじけず、チベット独立分子のオリンピック妨害に屈しないよう、引き続きオリンピックの開催に努めてほしい」という励ましのメールを寄せてくれました。
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