イランは4日、初の宇宙センターを開設し、衛星発射用のロケット「エクスプローラー1号」の打ち上げ実験を行いました。これに対し、アメリカは、「この行為はイランを孤立に陥らせるものだ」とコメントしました。
イランのアハマディネジャド大統領はこの日、ロケット発射の式典で、「初の宇宙センターを開設することは、イランの発展に役立つ。イランは、積極的に宇宙航空事業に参与しなければならない」と述べました。「エクスプローラー1」は、イラン国産の人工衛星「オミド(希望)」を打ち上げるためのロケットです。
これに対して、アメリカホワイトハウスのペリーノ報道官は4日、「イランがロケットの打ち上げ実験を行うのは、悪い兆しである。これにより、イランは、さらに国際社会から孤立するだろう」と述べました。
また、同じくこの日、アメリカ国家安全保障委員会のジョンドロー報道官も、今回の打ち上げ実験は弾道ミサイルの開発に絡むものだとして、イランを強く非難しました。(翻訳:洋)
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