スイスのダボスで、世界経済フォーラムの年次総会に出席しているイランのモッタキ外相は、26日、イランの核問題で安保理が自制を保ち、IAEA・国際原子力機関のエルバラダイ事務局長が今年3月にイラン核問題に関する報告を提出してから決定を下すよう求めました。
モッタキ外相はイラン核問題についてのシンポジウムで、「エルバラダイ事務局長が報告書を提出するまでの時間はそう長くないので、軽率にことを運ぶ必要はない」と述べた上で、「イランは『核拡散防止条約』を支持し、核兵器を製造する考えはないので、関係各方面と妥協しながら、イランの核問題を解決することを望んでいる」と述べました。
また、モッタキ外相は、イランの核問題を国際原子力機関の枠組み内で取り扱うことが、国連安保理ができる最もよい決定だ」と強調しました。(翻訳:東)
|