ドイツ外務省は、16日、シュタインマイヤー外相がアメリカ、ロシア、中国、イギリス、フランスの外相を招き、ベルリンでイラン核問題をめぐって協議を行うと明らかにしました。
ドイツ外務省の報道官は、「外相会議は、22日に開かれる予定で、国連安保理によるイラン核問題制裁決議案について検討する。シュタインマイヤー外相は、17日にウィーンでIAEA・国際原子力機関のエルバラダイ事務局長と会見して、会議の準備をする」と語りました。
アメリカ国務省は16日、ライス国務長官が6カ国協議に参加すると発表しました。
イランのジャリリ最高安全保障委員会事務局長は、16日夜テヘランでクウェートのサバハ外相と会見した際、「アメリカが中東地域情勢に長期的に干渉することは、当地区の安全と安定に悪い影響をもたらしている」と語りました。また、この日、イランのモッタキ外相は、サバハ外相と会見した際、「アメリカのブッシュ大統領のイランに対する指摘はすべてでたらめだ。今度の中東歴訪は失敗だ」と指摘しました。(翻訳:李軼豪)
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