イランのモッタキ外相は28日テヘランで、「国連の安全保障理事会が新たなイラン制裁案を採択すれば、イランは厳粛で合理的な反応を取る」と警告しました。
これは、モッタキ外相が、当日の記者会見で述べたものです。モッタキ外相はその中で、「安保理が新たな制裁案を採択すれば、イランはその対応策を発表する」とした上で、「安保理は、IAEA・国際原子力機関がイランの核問題に関する最新報告を発表する2月以降、新たな制裁案を採択するよう」求めました。モッタキ外相は、「IAEAの最新報告は、これまで安保理によるイラン制裁決議が効力のないことを証明できる」と述べました。
安保理の全体会議は28日午前中、開催されることになっています。全体会議で5の常任理事国が、10の非常任理事国に新たな決議草案の要点を報告することになっています。(翻訳:KH)
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