18日北京で開かれた中国気象災害抑制大会で、中国は今後、気象災害の防止と予防における国際間の協力を強めていくことが明らかにされました。
中国気象局の鄭国光局長はその挨拶で、「地球の温暖化が続く中で、気象災害の防止と予防では国際間の協力に頼るしかない。中国は、世界と地域の災害抑制関連機構や各国政府とNGO・非政府組織などと協力し、災害の防止と予防での交流と協力活動を強め、海外の成功した経験を学び、先進技術の導入を全面的に展開していく」と述べました。
鄭国光局長はまた、「中国は、自然災害によって深刻な被害を受けた発展途上国への技術援助や世界気象機関による北京気候観測センターの設置などを推し進めると同時に、隣国と周辺地域が気象衛星を利用して自然災害の観測と予報のレベルを高めることに力を入れていく」と語りました。(翻訳:KH)
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