中国気象局は31日、北京で行われた記者会見で、北京オリンピック期間中、外国人による気象観測に対する管理を強化していくことを明らかにしました。
この中で、中国気象局政策法規部の責任者劉憲華氏は、「北京オリンピック期間中に、海外の組織、機関、個人がオリンピックや関連活動の名目で、不法な気象観測を行い、中国の安全保障を脅かすことを、厳重に防ぐ」と述べた上で、「一部の海外の組織、機関、個人が、許可を得ず中国で違法な気象観測を行ったりすることは、中国気象法や、『海外気象観測と資料管理規則』などの法規に違反している。実際の状況を把握するため、中国の気象部門は、今後調査を繰り広げていく」と強調しました。(翻訳 朱丹陽)
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