中国気象局の鄭国光局長は18日北京で、今年8月までに、中国の気象部門が携帯メールで気象災害警戒情報を12億本発信したことを明らかにしました。
鄭国光局長はこの日開かれた中国気象防災大会の席上で、「中国の気象部門は携帯メールを利用して、中国各地の緊急事件対応の担当者60万人に気象災害警報を発信している」と紹介しました。鄭国光局長の話によると、中国の31の省クラスの気象局は、気象情報サービスを提供するウェブサイトを1400以上設けており、また農村部にも気象情報サービスを提供するステーションを15000ヶ所以上設置したということです。また、中国各地の省都には、気象警報を随時に発表し、知らせるための電子掲示板が7万ヶ所以上設けられています。鄭国光局長はまた、「このような気象災害警戒システムは今年の救援活動の中で重要な役割を果たした」と指摘しました。
中国は世界で気象災害が最も深刻な国の一つです。今年に入ってから、中国では異常な気候変動が発生し、自然災害の影響もひどくなってきています。(翻訳:KH)
|