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今日は来年のオリンピックに備え、北京市内のランドマークである労働者スタジアムと体育館が改修されていることについてお話します。
北京市内の東部にある労働者スタジアムは1959年8月31日に竣工し、観客席は8万席にのぼっており、また体育館は1961年竣工したものです。
1960年代からランドマークとなったこのスタジアムと体育館はアジア大会、卓球の世界選手権、サッカーのアジアカップなどの試合が行われたほか、ポップなどの公演に使われ、この40数年来、ここには市民を感動させる記憶が数え切れないほどあるのです。
2008年の北京オリンピックで、このスタジアムと体育館はサッカーとボクシングの試合会場になりますが、これまで施設の老朽化が指摘されてきました。
これを受け、北京市は国際オリンピック委員会、国際サッカー連盟、北京オリンピック組織委員会らの要求と基準に基づいて、去年の4月18日から改修工事を実施しています。
改修は建物の構造を強固なものにしますが、芝生とランニングコースの整備が主な内容となっています。
芝生の下に加熱用の電線を引き、過熱により温度が維持され、手入れが出来る期間を延ばすことができるのです。
施工側によりますと、来年、労働者スタジアムの芝生はイギリスのウェンブリー競技場と同じように立派になるということです。
芝生のサッカー場の回りには、赤色の1周400メートルのランニングコースが敷設されています。
観客席は赤、緑、黄色、ブルー、ブラウンの五色で、観客席の上には大きなカバーがあり、300個のライトと多くの音声施設がそれに据え付けられています。
スタジアム内部ではまたアジア最大の電子ディスプレイが取り付けられました。
ところで、労働者体育館はスタジアムの西にあります。
ここの改修は内装とクリーニング作業にとどまり、これまでの外観を維持しています。内装ですが、窓には環境保全型のアルミニウム合金と不活性気体を挟んだ複層ガラスが使われました。
労働者体育館一帯は北京の繁華街で、レストランが密集し、側には主要幹線道路も通っています。
複層ガラスを使ったことにより騒音が遮断され、体育館内部の温度の維持では、およそ50%の燃料が節約できます。
施工側によりますと、体育館の改修は、風通しの設備、照明システム、電気機器が新しいものに換えられるほか、240もの報道席と30ものVIP席をそれぞれ設け、また、40平米もある休憩室もできるということです。 (ジョウ)
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