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イラン核問題、国際原子力機関理事会の焦点に
   2007-06-12 16:27:08    cri
 国際原子力機関理事会は11日、ウィーンで、5日間にわたる会議を開き、エルパラダイ事務局長が提出したイラン核問題に関する最新報告及び2006年年度報告などを審議します。

 理事会では13日にイラン核問題を討議します。この問題の交渉は膠着状態に陥っており、今回の例会はこの問題の討議の行方が各方面の注目となっています。

 会議開幕の当日、イラン核問題に関する交渉は意外な展開となりました。AP通信によりますと、この日、予定されていたエルパラダイ事務局長とイランのワイディ核交渉副代表の会談がキャンセルされたということです。

 安保理第1747号決議によりますと、5月23日はイランにとって、ウラン濃縮活動停止の最終期限です。国際原子力機構がこの日発表した報告によりますと、過去数週間、イランは安保理決議を実施するどころか、濃縮活動の規模を拡大してきました。これについて、アメリカはイランへの制裁の度合いを強化し、核計画の放棄をしいられました。EUはアメリカの制裁の立場を支持したものの、外交ルートを通じて、危機を解決することを求めています。こうした背景の下で、EUとイランの間で、何回もの交渉が行われましたが、実質的な進展を遂げることはできませんでした。西側諸国の基本的な要求はイランの濃縮活動の停止です。しかし、核計画の発展はイランの既定方針であり、双方は原則的な問題ではお互いに妥協しません。このほどドイツのポスダムで開かれた八ヵ国外相会議とハイリゲンダムで開催された八カ国サミットは声明の中で、イランの濃縮活動の停止を呼びかけましたが、イランはそれに応じませんでした。

 IAEA国際原子力機関のエルパラダイ事務局長は「厳しい核査察の前提で、イランは制限付きの濃縮活動を行う」と提案しました。

 しかし、この提案はアメリカと欧州諸国の反対を招きました。ブッシュ大統領は「エルパラダイ事務局長のこうした提案はイランの立場を変えさせようとしてきた努力を台無しににするものだ。イランの制裁を強化すべきである。」と述べました。

 専門家は、「イランの核問題が膠着状態に陥った根本的な原因は対立した双方が政治的相互信頼を持っていないからだ。」と指摘しました。イランは何度も声明を発表し、「≪核拡散防止条約≫の締結国として、イランは核の平和利用の権利を持っている。核計画はあくまで平和目的である。」と述べました。しかしアメリカはイランの核計画の最終目標が核兵器の保有であり、この地域の安全と世界の平和を脅かすと指摘しました。ドイツのメディアは「アメリカの強硬姿勢は予想した効果に達しておらず、イランの核政策の強行態度を刺激する」と述べました。

 エルパラダイ事務局長は今回のIAEA理事会の開幕式で「イランと問題をはっきりさせる努力はまだ進展していない。イランは核爆弾を製造する能力を持っている。」と述べました。

 こうした発言は今回の例会が安保理のイランへの制裁の強化における基準を定めるものであり、イランと西側諸国の核問題での対立はまだ終わっていません。こうした現実に基づき、イランの核問題交渉のドアは完全に閉ざされているわけではなく、双方は引き続き努力する考えがあります。相互信頼、相互妥協と譲歩が問題解決の根本的なルートです。

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