春節は、中国人民にとって一番大事な祝日です。この団欒を象徴し、希望を祈願する特別な日に、家族や親友に祝福を送るのは、中国人の習慣です。中国の指導者にとって、国民に祝福を送るのは、もう慣例になりました。2007年旧暦新年の到来にちなんで、胡錦涛国家主席は、西北部の甘粛省、温家宝首相は、東北部遼寧省撫順市の古い住宅地に住んでいる市民と一緒に新年を迎えました。
17日は、中国旧暦の大晦日です。胡錦涛主席は、朝早くに、北西部甘粛省定西市の大坪村に来ました。胡錦涛主席は8年前にここに来たことがありますが、当時の自然環境が悪質で、現地の人々が貧しい生活を送っていました。胡錦涛主席は、ずっとここの人々の生活を心配しています。今度、目の前の風景を見て、胡主席は、非常にうれしそうです。胡主席は、「8年ぶりにもう一回ここに来て、各方面で変わったことが沢山ある。新しい部屋が出来て、食料は沢山あり、新年の用品も多く準備されたみたいだ。これは、生活がよくなっている表れだ。これを見て、嬉しく思う。これからも困難を克服して、よりいい生活を送れるようがんばろう」と語りました。
胡主席は、出向きの村民、李采さんの家に、去年の収穫を聞き、水の貯蓄池や穀倉を見ました。また、一緒にご飯を準備しました。
甘粛省蘭州市で、胡主席は、科学者や各界の代表者と会見しました。また、新中国の成立に力になった過去の兵士たちと会談を行いました。席上で、胡首席は、「かつて、毛沢東主席と共産党について、困難を恐れず戦って、中国革命の勝利に貢献した。貴方たちは、革命の功労者で、人民は、永遠に貴方たちを覚えているだろう」と述べました。
16日、温家宝首相は、遼寧省撫順市に顔を見せました。撫順市の古い住宅地区は、石炭採掘に従事する労働者の集中地で、鉱山が枯渇したため、住民たちが貧乏な生活を送っていました。3年前、温家宝首相はここを視察し、改造することを決めました。今回の視察で、温家宝首相は、「石炭採掘に従事した労働者は、国家の発展に大に貢献したが、今貧しい生活を送っている。特に、住宅条件が悪かったのだ。前は経済的に余裕がなかったが、今、これを解決する力を十分持っている」 と語りました。
ここ数年、中央政府の援助で、遼寧省はこの地区に対して大幅な改造工事を行いました。120万軒の家族が新居に移っています。また、住民の再就職問題も解決されました。温家宝首相は、彼たちに対して、より良い生活を送れるよう、もっと努力してほしいと語りました。(翻訳:李軼豪)
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