中国国際放送局紹介 日本語部紹介
Home
春節ネット特番、海外中国人で大人気
   2006-01-30 17:05:33    cri

 年越しの食事をしながら、中国中央テレビ・CCTVの春節特別番組を見るのが中国人の大晦日の過ごし方として定番ですが、ここ数年、インターネットの普及に伴い、各ウェブサイトによって作られ、ネット利用者が直接参加できるネット型春節特別番組が、大晦日のもう一つの選択肢として人気を集めています。

 「2006年全世界中国人春節特別番組」はいくつかのウェブサイトが共同で作ったもので、今月26日からすでにインターネットで放送され、世界各地の中国人から大変な反響を呼んでいるそうです。番組主催側の一つである新浪ネットの責任者は、「インターネットは時間と地域に拘らず、より多くの利用者に情報を伝えることができる。特に国内の春節特番を見られない海外の中国人にとって、ネットの存在は重要である。我々は地域や時間の制約を破り、海外の同胞や国内の利用者に質の高い春節特別番組を提供することができる」と話しました。

 この番組はインターネットが持つ双方向性という特性を充分に生かし、本来受け手である利用者が自ら作った寸劇や、漫才、歌、雑技などの演目をネットを通じて披露し、すべての演目がネット上で投票を受け、得票の高いものが特番に採用される仕組みを取りました。この情報が公開されてから、国内の利用者だけではなく、アメリカや、シンガポールなどにいる在外中国人からもたくさんのパフォーマンスが寄せられました。

 このような「春節ネット特番」は、実は二年前にすでに現れていましたが、今年は規模が更に大きくなったわけです。これまでのところ、ネットで登場した春節特番は三つありました。そのうち、中国インターネット協会が主催した「2006春節アニメーション特番」は、「オリンピックを迎える」や「団欒を祝う」などいくつかのテーマをめぐって、寸劇や、歌、踊りなどさまざまな演目を披露しましたが、これらはいずれもフラッシュ式のアニメーションで作られたものです。

 これについて、中国インターネット協会の関係責任者は、「テレビの春節特番は誕生して20年も経ったから、国民の間ですでに定着しており、その影響力も大きいである。一方、国はアニメ産業の発展も非常に重視し、これもまた経済発展を促す力の一つとなっている。人々の娯楽、精神文化への欲求を満たすのはもちろん、アニメ産業、インターネットの健全な発展にとっても、アニメ特番は一つのいいきっかけとなるだろう」と語りました。

 ところで、ネットの春節特番はテレビのにとって脅威となるのではという心配の声もありました。これに対して、北京放送のホームページ「CRIオンライン」の総責任者である馬為公氏は「この心配は必要ないと思う。メディアはそれぞれの視聴者を擁しているから。ネットの春節特番は新しいメディアを通しての試みで、形や内容から見れば不備なところがあるわけだが、一つの試みとして、非常に意義がある。インターネット利用者にもう一つの春節の楽しみ方を提供しているね」と述べました。

春節
v 中国国民、楽しく春節を迎え 2006-01-29 16:58:09
v 中国駐在の外国使節、春節にちなんで祝賀表示 2006-01-28 15:53:06
v 春節期間中の旅客運輸、順調に進展 2006-01-27 14:30:09
  • 今日のトップニュース
  • 今日の国内ニュース
  • 今日の国際ニュース

  • • 基礎中国語
     皆さんは、ここで中国語と日本語に耳を傾け、フラッシュによる動画を楽しみながら、中国の風習や伝統文化を思う存分味わうことができます……

    • 「北京ワクワク」の購入について
     中国語講座「北京ワクワク」(上巻と下巻)のテキストは、日本の皆さんが初めて中国語会話を学習するための入門編です……
    |  link  |  E-メール  |