アフリカ連合(AU)、湾岸協力会議(GCC)、アラブ連盟は27日、エチオピア軍隊が直ちにソマリアから撤退するよう、それぞれ呼びかけを行いました。
アフリカ連合のコナレ委員長はこの日、声明の中で、全ての外国軍隊と外国武装勢力がソマリアから撤退し、また、ソマリア暫定政府と教派武装勢力のイスラム法廷連合が一切の敵対行動を直ちに停止し、平和交渉を再開するよう、呼びかけました。
また湾岸協力会議のアティーヤ事務局長はリヤドで、声明を発表し、エチオピアがソマリアで行っている軍事行動を直ちに停止し、ソマリアから軍隊を撤退するよう呼びかけました。声明は、「いかなる法律の依拠もない情況の下では、ソマリアにあるいかなる外国軍隊もソマリアひいては、この地域全体の安全、平和、安定に脅威をもたらす可能性がある」と述べています。
アラブ連盟もこの日、交戦を行っているソマリアの各関係者が直ちに全面的に停戦するよう呼びかけ、また、外国軍隊が直ちにソマリアから撤退するよう促しました。(翻訳:玉)
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