アラブ連盟のムーサ事務局長は26日カイロで、ソマリア紛争の各当事者が直ちに停戦を実施し、ソマリア国民の苦しみをなくすよう呼びかけました。
ムーサ事務局長は、ソマリア暫定政府と反政府武装勢力「イスラム法廷連合」が無条件で平和交渉に戻るよう呼びかけた上で、「エチオピアはソマリアから軍隊を撤退すべきだ」と指摘しました。
ムーサ事務局長は、また「私はすでに、AU・アフリカ連合のコナレ委員長と合意に達した。それは、アラブ連盟が代表団を派遣して、27日にアジスアベバでコナレ委員長やアフリカ連合の代表と会合し、ソマリア危機を処理するための双方の行動を協調するということだ。また、アラブ連盟は27日に緊急会議を開き、ソマリア情勢を討議する」と述べました。
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