アラブ連盟諸国の外相と代表は12日、エジプトの首都カイロで、緊急会議を開き、決議を採択しました。西側のパレスチナに対する政治と経済の封鎖を打ち破り、パレスチナに財政と物資の援助を提供するようアラブ諸国に要求しています。
決議はまた、アラブ諸国、イスラエル、国連安保理の常任理事国が平和会議を開いて、安保理の関連決議と「土地と平和を交換する」原則に基づいて、アラブ諸国とイスラエルの衝突の全面的な解消を求め、中東和平のプロセスを再開するよう呼びかけています。
さらに、イスラエルがパレスチナ領土に対して行なった敵対行動を強く非難し、アメリカが11日、国連安保理で拒否権を行使したことに強い不満を示しています。
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