パレスチナ民族解放運動ファタハ傘下の武装グループが現地時間の22日、ヨルダン川西岸の都市ナプルスで、イスラム原理主義組織ハマスのメンバーを銃撃し、その結果少なくとも9人の市民が負傷しました。
現地の病院の関係者と目撃者の話によりますと、ファタハの武装グループはハマスのメンバーと支持者がナプルスで集会を行っているところを襲撃したということですが、あるファタハの幹部は、ハマスとファタハは今回の集会の延期について合意に達したが、ハマスがこの合意を一方的に破り集会を行ったと非難しました。
パレスチナ治安部隊の幹部は、現地の緊張情勢を緩和するため、パレスチナ自治政府のアッバス議長はすでにナプルスで治安部隊を配置したと発表しています。
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