パレスチナイスラム原理主義組織のハマスとパレスチナ民族解放機構のファタハは18日夜、それぞれ相手側の人質を釈放しました。
双方の関係者はメディアに対して、「ハマスに拉致された8人のファタハメンバーとファタハに拉致された5人のハマスメンバーは18日の夜釈放された」と明らかにしました。
ハマスに拉致されたファタハの高官であるパレスチナの前内閣部長ザイダ氏もこのほど釈放されました。
パレスチナ内部の衝突は国際社会の注目を集めました。フランス外務省のマッテイ報道官は18日、衝突の激化を避けるため、対話を再開するようファタハとハマスに呼びかけました。
ファタハとハマスの武力衝突はすでに2週間続き、数十人の死傷者が出ました。17日、双方は停戦し、各自の武装勢力を撤退させることを発表したものの、双方の武力衝突は依然として頻発しているということです。(12/19 琳)
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