パレスチナ自治政府のアッバス議長は16日、ラマラで演説を行い、「評議会選挙と自治政府の議長選挙を早期に実施することを決めた」と述べました。
アッバス議長は、「私は、ハマスが主導する自治政府を解散する権力を持っている。政府の解散は、パレスチナが内戦状態に陥ることを意味してはいない」と述べました。
これに対し、ハマスは、選挙の前倒しを拒否しました。パレスチナ自治政府のザハル外相は、ガザで「アッバス議長のこの決定は、パレスチナ人民の選挙権を否定しており、受け入れられない」と指摘しました。