イギリス、フランスとドイツがこのほどイラン核問題に関する新決議草案に対して、ロシアとアメリカは昨日、中国、イギリス、フランスとドイツにそれぞれの修正案を配りました。
アメリカ、ロシア、中国、イギリス、フランスとドイツの6ヶ国の代表が当日ニューヨークの国連本部で2時間にわたる秘密会談を行いました。ロシアのチュリキン国連常駐代表は会談後マスコミに対し、「6ヵ国は原則的な問題でほぼ見解の一致に達したが、ロシアとしては決議草案の中でイランの核計画に関わる個人と会社の出国を禁止するという条項に反対する」と強調しました。
イギリス、フランスとドイツは8日、イラン核問題に関する新決議草案を国連安保理のメンバー国に配りました。
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