IAEA・国際原子力機構が14日に発表した報告書によりますと、IAEA専門家はこのほど、イランから集めたサンプルに対する化学検査を行い、核兵器の製造に使える濃縮ウランや少量のプルトニウムを発見したということです。
この報告書はIAEAのエルバラダイ事務局長から提出されたもので、サンプルはイランの首都テヘラン付近にあるカラジの核廃棄物処理場から集められたものだということです。
これに対して、イラン側は、「濃縮ウランは軽水炉から出された廃棄物だ」と説明し、少量のプルトニウムについても説明しました。IAEAはイランの説明について評価を行っています。(11/15)
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