世界保健機関(WHO)執行理事会は6日、次期事務局長の選挙に向けて候補者5人を確定した。
候補者に選ばれたのは、中国政府が推薦する香港特別行政区出身の陳馮富珍氏(WHO事務局長補・感染症担当)や日本が推薦する尾身茂氏(WHO西太平洋地域事務局長)のほか、メキシコ、スペイン、クウェート各国が推薦する候補者ら。
予備投票では陳馮氏が32票、尾身氏が31票を獲得した。
WHO事務局長選の規定に基づき、執行理事会は7日に候補者全員に対する面接を行い、8日に候補者を一人に絞り込む。9日にはWHO総会を開催して審議を行い、新事務局長を選出する予定。(編集KS)「人民網日本語版」
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