WHO・世界保健機関は23日、インフルエンザワクチンの生産量を大幅に増やすよう、世界の製薬業界や各国政府に呼びかけました。
この日、WHOのワクチン研究プロジェクトを担当しているケニー氏がジュネーブで、ワクチンの生産量について、「2009年までの全世界における年間生産量は7億8000万人分に達するが、5年から10年以内にインフルエンザが流行した場合、十億人分が不足する恐れがある。製薬業界と各国政府は今からインフルエンザワクチンの生産量を大幅に増やすべきだ」と述べました。
また、WTOは、H5N1型鳥インフルエンザウイルスの変異は常に世界的規模の感染を引き起こす可能性をもっているとしています。
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