日本のメディアの報道によりますと、日本の小泉純一郎首相は、8月15日即ち日本の敗戦の日に第二次世界大戦のA級戦犯を祭ってある靖国神社を参拝する可能性が強くなっています。これに対しては、中国や韓国などアジアの隣国から強い反対が出ているだけではなく、日本国民からも抗議を受けています。11日、日本の「靖国神社に平和の灯をつける活動の会」という組織が、首相官邸前でデモ行進を行ったほか、この日の夜、蝋燭行進を行い、靖国神社参拝を止めるよう小泉首相に強く求めました。
現地時間の11日午後4時、日本の首相官邸前は抗議の人々でいっぱいになりました。参加者たちは、「戦争反対!靖国神社参拝反対!」、「侵略戦争を美化しないで」などのプラカードを掲げ、「小泉さん、靖国神社を参拝しないで」、「閣僚の参拝も許せない」などといったスローガンを叫びました。参加者には、日本市民団体の代表や法律界、宗教界の代表、それに日本各地、及び韓国から駆けつけた支援者が含まれています。
沖縄から来た歌手の真夜中伸也さんは、現場で沖縄民謡を歌い、小泉氏の靖国神社参拝に反対しました。
抗議活動の現場では、人々がそれぞれ自分の意見を述べ、小泉首相の靖国神社参拝を強く非難しました。群馬県から来た古川さんは、「小泉首相はよく参拝は個人の心の問題だと言っているが、日本国民とアジア各国人民の考え方を少しも配慮していない。国の指導者として、自分には憲法を遵守する責任があるということを意識していない」と述べました。古川さんは、また、次のように述べています。
この日の夜7時、「靖国神社に平和の灯をつける活動の会」は、大規模な蝋燭デモ行進を組織しました。人々は蝋燭を捧げ、スローガンを叫び、この平和の光で靖国神社の暗みを払うことを期待しています。デモ行進の隊列の一番前には、数人の韓国人がいました。彼らも「小泉首相の靖国神社参拝に断固として反対する」というスローガンを叫びました。
韓国国会議員団の団長でもある韓国ウリ党の女性議員キム・ヒスンさんもデモ行進に参加しました。「今回、日本を訪れたのは、日本政府に抗議書を渡し、靖国神社で韓国人を合祀するやり方を取り止め、日本の首相や閣僚が靖国神社参拝を中止するよう求めるためだ」と明らかにしました。
日本メディアの報道によりますと、これからの数日間の間に、日本の国民は引き続き様々なデモ行進などを行い、小泉首相が靖国神社を参拝することを抗議するということです。
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