イラン外務省のアセフィ報道官は27日声明を発表し、このほどローマで開かれたイスラエル・レバノン紛争を巡る国際会議が成果を収めなかったことに遺憾の意を表すと共に、アメリカの覇権主義行為がこの結果を招いたと非難しました。
この声明は、「アメリカのイスラエルへの全力的な支持こそが、会議がこの結果を招いた主な原因である。アメリカがイスラエルに対する支持を止めなければ、また、中東地区での緊張な雰囲気を作り出すならば、この地区の安全と恒久的な平和の実現は不可能である。アメリカのイスラエルに対する一方的な支持は、レバノンとパレスチナの一般住民に対す虐殺となり、両国の経済を破壊し、いまの危機が続くことを意味している」と述べました。
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