イラン国家最高安全保障委員会のファズリ副秘書は26日、「イランの核問題に関する6カ国の包括案は交渉の基礎にすることが出来る」と述べました。
ファズリ副秘書はこの日の記者会見で「イランは包括案に対して、検討を行なったのちに、回答を行なう。方案の曖昧なところをはっきりした上で、双方は適当な時期に協議に調印することが出来るだろう」と述べました。
ファズリ副秘書はまた、交渉による問題の解決に対する西側の一部の国の誠意に疑問を投げかけ、「イランの核問題を国連安保理に付託し、制裁を求めたり、政治と外交的ルートを通じてイランに圧力をかけたりすることは賢明ではない」と指摘しました。
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