イランのアハマディネジャド大統領は18日、「イランはEU ・欧州連合との交渉を通じて、イランの核問題の解決で進展を収めることを期待している」と述べました。
これは、アハマディネジャド大統領がこの日のイラン学生代表大会で述べたものです。この中で、アハマディネジャド大統領は「核燃料サイクル技術の利用はイランから奪うことのできない権利だ。イランはEU との交渉を通じて、イラン核問題の解決が進展を収めることを期待すると共に、IAEA ・国際原子力機関の規定した範囲内での核技術の平和利用を希望する。アメリカは理由なく、争いを起こし、交渉の各方面に意見の食い違いをもたらすべきではない。意見の食い違いが出て来れば、イランの核問題に関係している各方面も影響されるだろう」と述べました。
この日、イラン政府のエルハム報道官はこの日の記者会見で「イランは平和政策を堅持し、核兵器を保有しておらず、それを開発する必要もない」とあらためて強調しました。
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