ロシア、アメリカ、中国、イギリス、フランスとドイツの6カ国外相会議が12日、イラン核問題を国連安保理に改めて提出する決定を行なったことを受けて、イランのアハマディネジャド大統領は13日、「イランはIAEA ・国連原子力機関との協力政策に修正を加える可能性がある」と述べました。
アハマディネジャド大統領はこの日、テヘランで「イランはいま歩んでいるのは平和の道である。もし、西側諸国がイランに好意を抱いていないとイランが認識した場合、イランはその政策を変える」と述べました。
ロシアのラブロフ外相はこの日、モスクワで、「関係各方面はイランに問題考慮の時間を与えるだろうし、いまのところ、イランに対しては経済制裁措置はとらない」と表明しました。
また、ドイツのシュタインマイヤー外相は、この日「国際社会はいま、イランが核問題解決で意義を唱えていることから、イランに軍事制裁に実施することはない」としています。
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