「日中21世紀交流事業」の一環として、日本政府の招きにより、15日に日本を訪れた中国の高校生訪日代表団の一行200人は16日、日本外務省や衆議院の河野洋平議長を表敬訪問したり、新日中友好21世紀委員会との対話などに参加したりして楽しい実り豊かな一日を過ごしました。
これら200人の高校生は、中日両国政府が実施する両国高校生の交流を行うために日本にやってきた第一陣で、東北部の黒竜江省、江蘇省、山東省、天津市などの高校生で、日本で9日間を過ごします。その間、東京の他、千葉、茨城、三重、滋賀県を訪れます。来年三月までに、合計1000人ほどの中国の高校生が来日しますが、また中国政府は日本の高校生1000人を中国に招待します。
日本外務省は昨日、これら中国の高校生を歓迎するための昼食会を開きました。昼食会には、日本の麻生外務大臣と中国の王毅大使が出席しました。
「中日両国の青少年の交流を行うことは素晴らしいことで、中日友好の伝統の継承と発揚は両国の若者を必要とします。来日の中国の若者は日本の高校生との交流を通じて日本を理解し、知識を深め、視野を広げ、また中国で起きた大きな変化、勝ち取った成果を日本の若者に伝えると同時に、中国の若者が勉学に励み、積極的に物事に取り組んでいる姿を示してほしい」と希望しました。
午後、衆議院の河野洋平議長は議長官邸で中国の高校生全員と会いました。河野議長は親しく中国の高校生と話しあい、中国の高校生が日本で見たこと、聞いたことをありのままに中国の皆さんに伝えるよう要望しました。
夜、中国の高校生は日中友好会館の主宰による歓迎レセプションに参加しましたが、席上、中日両国の高校生はそれぞれ出し物を披露し、喝采を浴びました。
今日と明日、中国の高校生は4つのグループに別れ、千葉県立柏高等学校、茨城県立水戸農業高等学校、東京渋谷教育学園、早稲田本庄高校、品川エトワール女子高校等へ行き、日本の高校生と共に授業や部活動などに参加しています。
夜、それぞれ日本の高校生の自宅でホームスティをしますが、一般の日本人の家庭に入り、その家族の一員となって共に生活をすることにより、日本また日本国民をさらに理解しようと、中国の高校生たちは張り切っています。
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