カタール訪問中のアメリカのボルトン国連代表は2日、「アメリカが武力行使でイラン核危機を解決する」ことを否定した上で、この問題の平和解決に努力しているというアメリカの姿勢を示しました。
この中で、ボルトン代表は、「イランの核開発計画は湾岸諸国の安全を脅かしている」と指摘すると同時に、「イラクでの軍事行動をイランで繰り返すつもりはない」というアメリカの姿勢を強調しました。その理由について、ボルトン代表は、「アメリカの中東政策の重要な柱は、この地区に大量破壊兵器がない状態を確保することである」と述べ、イランが大量破壊兵器を獲得しようという決定を放棄すべきだとの考え方を示しました。
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