国際社会は27日、平和的方式を通じてイラン核問題を解決するよう再度表明しました。そして、アメリカ、ロシア、中国、イギリス、フランス、ドイツは30日にイラン核問題について立場を協調することになります。
ドイツを訪問中のIAEA・国際原子力機関のエルバラダイ事務局長は当日、ドイツの指導者と会談を行い、「イラン核問題の平和的解決を楽観視している」と述べ、。解決に向けての平和交渉をいち早く再開するよう呼びかけました。
ドイツのメルケル首相も、「ドイツ政府は外交的手段を通じてのイラン核問題の解決を堅持する」と述べました。
同じ日、ロシアのラブロフ外相はモスクワで、「イラン核問題解決におけるIAEAの中心的役割を十分に発揮しなければならない。国連安保理はIAEAの活動を支持することができる。しかし、IAEAのイランでの核査察という職能に取って代わるべきではない」と述べました。
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