国連安保理は29日午後、イラン核問題に関する議長声明を採択し、30日間以内に、ウラン濃縮に関連するすべての活動を中止するようイランに要求しました。
声明は、イランがIAEA・国際原子力機関の要求に基づいて措置を取り、イランの核開発計画が平和目的のものだということを、IAEAに確信させるよう呼びかけました。
声明はIAEAのエルバラダイ事務局長に対し、30日間以内にIAEA理事会と国連安保理に報告を提出し、イランがウラン濃縮活動の中止を含むIAEAの要求を満たすかどうかを説明するよう要求しました。
この議長声明の採択後、イランのザリフ国連大使は、「イランは核エネルギーの平和利用の権利を放棄しない」と強調しました。
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