国連の鳥インフルエンザと人間インフルエンザ対策担当のデービッド・ナバロ調整官は8日、ニューヨークで、「鳥インフルエンザウイルスの変異による人間インフルエンザ大流行の可能性が依然として存在している。国際社会は現在の鳥インフルエンザ感染状況を厳しく監視し、インフルエンザ大流行の対応をきちんと準備しなければならない。感染のない国も油断してはいけない」と述べました。
ナバロ調整官は当日の記者会見で、「H5N1型鳥インフルエンザウイルスはしだいに変異している。人間インフルエンザの大流行はいつでも発生する可能性がある。しかし現在、人間はそれに対応する準備時間を持っており、世界各国が感染状況を厳しく監視し、鳥インフルエンザが不意のうちに人と人の間で感染できるインフルエンザウイルスになるのを厳格に予防するよう希望する」と強調しました。
|