鳥インフルエンザ感染が確認されたヨーロッパやアフリカの一部の国は、その抑制に努めていますが、このほど、ルーマニア、ドイツ、ナイジェリアーなどでもその感染範囲が拡大しています。
ルーマニアの国営例ロムプレスの7日夜の報道によりますと、ルーマニア東部のコンスタンツラ市ではこの日、H5型鳥インフルエンザウイルスによる疫情が発生したことにより、ルーマニア国内の鳥インフルエンザ感染地は18ヵ所に増えましたが、人への感染はまだ発見されていません
ドイツ農業省は7日、「ドイツのルーゲン島で発見された2匹の猫の死骸からH5N1型鳥インフルエンザウイルスを検出した。したがってドイツ国内での感染はすでに6つの州に広がり、これまで確認された動物の症例は170件に達した。しかし、家禽の感染はまだ発見されていない」と述べました。
さらに、ナイジェリアーの情報相は7日、「高病原性鳥インフルエンザの感染はこのほど、ナイジェリアーの3つの州にまで広がった。一部の感染地区では死亡した家禽がH5N 1型ウイルスに感染しているかどうかを確認するため、そのサンプルをすでにイタリアに送検している」と発表しています。
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