スウェーデン国家獣医研究所が6日夜明らかにしたところによりますと、先週発見されたカモの死骸が、H5N1型高病原性鳥インフルエンザウィルスに感染していたことが確認されました。

　スウェーデンでこのウイルスが見つかったのは今回が初めてで、EUの中では9番目となります。このカモの死骸がH5N1型ウイルスに感染したかどうかを確認するため、スウェーデン国家獣医研究所はこれを、ロンドンのEUの設置した実験室に送りました。その検査の結果、感染が確認されたものです。

　これについて、スウェーデン農業省の報道官は、「これは想定外のことではない。政府は感染拡大防止作業を一ランク格上げして取り組んでいく」と述べました。