アメリカ国務省のエレリ副報道官は2日、「イランがフランス、ドイツ、イギリスとの核問題をめぐっての会談結果がどうなっても、イランの核問題を国連安保理に提出すべきだ」との姿勢を示しました。
これはエレリ副報道官が当日の記者会見で明らかにしたもので、その際、「アメリカも関係会談を行うことを支持するが、イランの目的はいったい会談を行ってそのウラン濃縮計画を中止するのか、それとも会談でそれに対する懲罰を遅らせようとしているのかが問題だ。アメリカはIAEA・国際原子力機構理事会がこの6日の会議の後、直ちにイランの核問題を国連安保理に提出し、制裁を実施するよう期待する」と述べました。
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