イランの副大統領でもあるアガザデ原子力庁長官は26日、イラン南部のブシェールで、「イランとロシアはすでに、ウラン濃縮合弁企業を設置するというロシアの提案で基本的に合意した」と述べました。
アガザデ長官はロシアとの会談終了後、合同記者会見で、「双方は今後数日間にまた会談を行い、具体的な問題について討議する」と語りました。
会談に参加したロシア原子力庁のキリエンコ長官は、「会談の結果に満足しており、イラン核問題がIAEA・国際原子力機関の枠組み内で解決できるものだと信じている」と述べました。