イランのエルハム報道官が13日に発表したところによりますと、イランは、今週に予定されたロシアとの協議を延期し、IAEA・国際原子力機関理事会が3月6日、イランの核問題について話し合う会議を開く前に、ウラン濃縮作業を再開するということです。
これを受け、ロシア側は、「現在、イランから協議延期の通報をまだ受け取っていないことから、協議が延期または中止されたとは断言できない」との見解を示し、「ロシアは、イランと共にウラン濃縮工場をロシアに設置することを提案したが、それについて、イランと引き続き協議する」と表明しました。
国連のアナン事務総長も13日、「来月、IAEAがイランの核問題に関する報告を提出するまでに、イランは、EU・欧州連合との協議が終了していないことを表明すべきだ」と述べました。
|