北京にある中日友好病院からの最新情報によりますと、中国での人間用鳥インフルエンザ・ワクチンの研究活動が順調に進み、これまでに66人がこのワクチンを接種しましたが、不良な反応は見られていないということです。

　中国では2004年からこの研究が始まり、ワクチン接種による臨床でのテストがパスすれば、既に出来ている生産ラインでの生産に入ることになっています。

　劉燕花衛生次官はこれについて、「鳥インフルエンザが一旦大流行すれば、中国は自力で開発した成果で状態をコントロールでき、民衆の健康と社会の安定した発展を保証できる」としています。