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デザイナー・原研哉さん(下)

2013-11-12 20:04:58     cri    


               聞き手:王小燕

 先週に続いてデザイナー・原研哉さんにお話をうかがいます。

 先週の番組では、原さんと中国との濃厚なお付き合いについてお話をお聞きしましたが、今回は中国のファッション関連週刊誌『風尚周報』の記者と共同で、原さんにとって「デザイン」とは何か、ご趣味や身の回り品の好み、パーフェクトな空間との出会い、理想的な「家」の構想などについて、幅広くお話をうかがいました。

 さて、中国では、原研哉さんは無印良品の「MUJI」と結び付けて見られてることが多いんですが、その「MUJI」ブランドは中国でも大都会を中心に高い人気があります。ただ、日本のようなリーズナブルな値段で商品が提供される店というよりは、ちょっとハイソなハイクラスの店として知られています。02年から無印良品のアートディレクションを始めた原さんは、そんな「MUJI」の求める理想像をどう考えているのか。

 一方、「MUJI」の商品は「デザインのないデザイン」というコンセプトでのもと、質素で無駄をできるだけカットする方向でデザインされていますが、原さんご本人として、今後の求めたい方向は? 中でもラグジュアリな商品のデザインについてどう考えているのか。記者からストレートにボールを投げてみました。

 ちなみに、デザイナー原研哉さんがいま毎日使っている身の回り品に「iPhone」があります。しかし、「全然気に入ってません」と意外な補足がありました。何故、「気に入らない」にもかかわらず、思い切って買うことにして持ち続けてきたのでしょうか。詳しくはどうぞ番組をお聞きください。

 【原研哉(はら・けんや)さん】

 デザイナー。日本デザインセンター代表取締役。武蔵野美術大学教授。日本デザインコミッティー理事長。日本グラフィックデザイナー協会副会長。

 1958年岡山生まれ
 2002年に無印良品のアドバイザリーボードのメンバーとなり、アートディレクションを開始する。
 長野オリンピックの開・閉会式プログラムや、 2005年愛知万博の公式ポスターを制作。
 2011年、「DESIGNING DESIN 原研哉2011中国展」を巡回する

 著書『デザインのデザイン』や『白』はアジア各国語版をはじめ多言語に翻訳されている。

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