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ここ数年、大都会で沸き起こったデザイン・ブームを背景に、国境を跨いで中国で活動を展開する日本人デザイナーたちの活躍ぶりに注目が集まっています。
今週と来週は、北京前門にある下町・「大栅栏」のサイトシステムをデザインした日本人デザイナーの原研哉さんにインタビューします。
聞き手:王小燕
2011年から、北京、上海で相次いで個展を開いた原さんは、中国ではMUJIのアートディレクションを手がけたデザイナーとして知られています。昨年の上海個展は、大学でデザインを専攻する学生をはじめ、溢れんばかりの見学者で会期を延ばしての展示となりました。
「日本で個展を開くよりも、中国で若者向けの展示会を開くことに大きな意義を感じる」とおっしゃる原さん。今回のインタビューは、原さんと中国とのかかわりを中心にお話を聞いていきます。北京五輪のロゴデザインの応募に始まり、中国との絆を年々濃厚にしてきた原さん。胸中の思いは?
詳しくはどうぞ番組をお聞きください。
【原研哉(はら・けんや)さん】
デザイナー。日本デザインセンター代表取締役。武蔵野美術大学教授。日本デザインコミッティー理事長。日本グラフィックデザイナー協会副会長
1958年岡山生まれ
2002年に無印良品のアドバイザリーボードのメンバーとなり、アートディレクションを開始する
長野オリンピックの開・閉会式プログラムや、 2005年愛知万博の公式ポスターを制作
2011年、「DESIGNING DESIN 原研哉2011中国展」を巡回する
著書『デザインのデザイン』や『白』はアジア各国語版をはじめ多言語に翻訳されている
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